Yggdrasil Seeds : Software Works : DualMusik : 概略
PV[990857]

概略


DuslMusikは、DTM(Desk Top Music)用のシーケンスをプログラマブルに製作することを目的とし、且つゲームなどのコンテンツ向けに高機能な中間コードを提供できるようにしたものです。

主な特徴とか

データ形式

DMS
MMLソースです。拡張子は'.DMS'であることを想定していますが、DUMC.EXE や DUMCW.EXE への入力ファイルは拡張子に依存しないため、別に'.TXT'でも構いません。

なお、コンパイル処理は伝統的なテクスト処理に則って行うため、文字セットはそれなりにASCIIとの互換性があることが前提です。
日本語環境なら、Shift_JIS, EUC-JP, ISO-2022-JP(俗にいうJIS)のどれでも可。どうしてもUnicodeがいいという人はUTF-8で。UTF-16/32は"伝統的なテクスト処理"というあたりで完全にアウツ。UTF-7はこの点こそクリアしているものの、記号類が強烈に変質するのでまともにソースを解釈してくれませんです。
外国語の場合はISO-8859系, ISO-2022系, EUC系, UTF-8のどれかで何とかなるでしょ。

DUM
DMSをコンパイルした中間コードです。専用のプレイヤを使えば、この状態から再生することもできます。多機能なため多くのRAM領域を要し(数MBほど)負荷も高めですが、ループ,ランダマイズ,複数ディヴァイス対応といったSMFではできない機能が使えるほか、データサイズをSMFと比べてはるかに小さくできます。
また、DUMPLAY.DLLを使用することにより任意のプログラム中でシーケンスを再生することもできます。

DWP
専用のPCMパッケージです。
DualMusikではMIDIとの同期稼動を目的とした簡素なPCM再生機能を搭載…の予定。
(現在のPCM再生機能は暫定的なもので、本格的な使用はおすすめしません。再生の度にPCMをロードする必要あるし。)


[表紙]