エディット環境の準備
DualMusikでシーケンスを組んでいくには、
- DMSのエディット
- ソースをコンパイル
- 生成されたシーケンスのテスト
という手順を繰り返していくことになります。
DMSのエディット
DMSの実体は単なるテクストファイルであり、メモ帳でエディットできます。
ちょっと使うだけならこれでも充分ですが、本格的に使うのであればなるべく使い勝手のいいテクストエディタを導入しておくとよいでしょう。
MkEditorあたりが俺的おすすめ。
この他、Perlなどのスクリプト言語を使ってDMSを自動生成するといった手段が考えられます。
DMSは、MMLとしては最低限の機能しか用意されていません。より高度な機能が要るときは、ユーザ各自のスタイルに合わせてスクリプトを組むことをおすすめ。
ソースをコンパイル
最も単純な方法は、保存されたDMSファイルのアイコンをdumcw.exeのアイコンにドロップすることです。ソースにエラーがなければ、DUMが書き出されます。
SMF(.mid)にエクスポートしたい場合は、ここで生成されたDUMファイルのアイコンをdum2mid.exeのアイコンにドロップすると自動生成されます。
(デスクトップにdumcw.exeとdum2mid.exeのショートカットを作っておくと楽)
ただし、この方法ではSMFへエクスポートするときにオプションが全てディフォルト値となり、不充分な場合もあります。そのときはDOSプロンプトなどのコンソールからdum2mid.exeを実行させる必要があります。(詳細はDUM2MIDの操作説明を参照)
また、コンパイル作業は全てコンソールで行うことも可能です。ソースの数が多いときは、makeユーティリティを利用するとよいでしょう。
(追記)
DualMusik FEを使う場合、DMSファイルをウィンドウにドロップして再生することで自動的にコンパイルが行われます。ただし、現時点では生成されたDUMをファイルに書き出すことができません。
生成されたシーケンスのテスト
まだ動作に怪しいところがありますが、DualMusik FEで再生することができるようになりました。詳細はDualMusik FE付属のドキュメントを参照。
この他、SMFにエクスポートしたものを聴くという方法もあります。(当然、SMFの仕様による制限があります)
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