トラックが処理対象とするディヴァイスを dev ,MIDIチャネルを ch に関連付ける。
パラメータはどちらも省略可能で、省略した場合は前回指定値(初期値=0)が使われる。
DUMでは最大16のMIDIディヴァイスを同時に扱える。
しかし、あまり奔放な使い方をすると再生側の設定が煩雑になるため、一般配布用として作るシーケンスは若いディヴァイス番号から順に使うようにすべき。
[例]
:0 :1,1
1分音符(4分音符ではない)の分解能を n にする。
普通はDMSの先頭で1回だけ指定する。
複数回使ったり途中で切り替えたりすることも不可能ではないが、シーケンスの整合性が怪しくなるため、おすすめしない。
基本的に、分解能を上げるとそのぶん処理が重くなる。処理速度を考慮するならば、なるべく低い値にした方がよい。
(注)
音長計算では(分解能)÷(分解数)という計算を行うが、ここで端数が出た場合は切り捨てられる。例えば、分解能192で20分音符を5回続けて鳴らす場合、ステップ数は 9+9+9+9+9=45 となり4分音符のステップ数である48と合わなくなる。
この対策としては、分解能を20で割り切れる値にするか、それぞれの音長を調整してステップ数を合わせる必要がある。
[例]
%1920
テンポを設定する。
n1 だけを指定した場合、単純にテンポを指定値で切り替える。
l を指定(書式はL コマンドを参照)すると、この音長の間でテンポがリニア補間される。
n2 を指定すると、n2 を中間値としてスプライン補間される。
n1,n2の指定方法は2通りあり、通常は1分間あたりの4分音符数を正の小数で指定する。この場合、事前に% コマンドで分解能を設定しておく必要がある。
数値に * を前置すると、1ステップあたりにかけるウェイトを1/256000秒単位の整数で指定する。
[補足]
MIDIコントロールと違い、補間指定してもウェイトがかからない。
ぃζぉぅ仕様(ぉ
[例]
T120 T*5000 T150,1,180
機能フラグを設定する。
パラメータは +b で機能 b をonにし、 -b でoffにする。
動作詳細は別表を参照。
[例]
`+1 `-3+4+5+6
セッティングレジスタの設定。
レジスタ r のパラメータを n にする。
なお、256番以降はDUMに反映されない擬似レジスタとなっている。
動作詳細は別表を参照。
[例]
=0,2